第3回電気化学キャパシタオンライン討論会のご案内
固体電解質のリチウムイオン伝導性が従来の有機系電解液に匹敵するようになってから、リチウムイオン電池を始めとする二次電池の全固体化に関する研究が非常に活発化しています。二次電池の全固体化は、電池の安全性の向上だけでなく、実質的なエネルギー密度の向上にもつながります。一方で、電気化学キャパシタの全固体化については、多くの方が関心を持つにも関わらず、具体的な議論が必ずしも十分になされてきませんでした。 そこで、本年度のオンライン討論会は「電気化学キャパシタの全固体化」を主題にいたしました。話題提供者として、高分子電解質を用いたキャパシタを長く研究されてきた関西大学の石川先生、新学術変革領域「蓄電固体界面科学」の領域代表である名古屋大学の入山先生、蓄電デバイスについて豊富な経験をお持ちのNKエナジーフロンティアの小林様をお招きし、最後に全体討論を行います。 企画担当一同、堅苦しくならない自由な意見交換・議論の場になることを期待しております。是非、多くの方々の参加をお待ちしております。
日時:令和4年12月19(月)午後4時〜(最大2時間程度)
方式:ZOOMによるオンライン方式
対象:キャパシタ技術委員会会員限定(個人会員の指導する指導学生も含む)
参加費:無料
申込受付締切:令和4年12月15日(木)
申込受付サイト:会員の皆様にはメールにて参加フォームをご案内しております。
司会:白石 壮志(群馬大学、本会副委員長)
話題提供者:
① 高分子電解質を用いたキャパシタ(約30分) 関西大学 教授 石川 正司 氏
② 固体電解質の電荷蓄積(約30分) 名古屋大学 教授 入山 恭寿 氏
③ 全固体LIBのような全固体EDLCの実現可能性(約20分) NKエナジーフロンティア 小林 直哉 氏 ④ 全体討論(意見交換・雑談)(約30分)